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Vague Souvenir

Your Favorite Enemies始まりの5年間を祝うための特別プロジェクト”Ceremony And Jubilation”に関連したアルバム”Vague Souvenir”は、14曲の変遷から成るユニークで親密な旅です。バンド初期の時代に書いた曲を、再びメンバーが訪れ、自分たちのものにしたオリジナルソング3曲、アレックスの詩集より抜粋したフランス語で織り成す4つの詩の曲、教会の大広間のスタジオでバンドが演奏したソウルフルなカバーソング2曲、そしてバンドメンバーにとって大切で重要なアーティスト達を自分たちなりの解釈で演奏した5曲です…全ての曲が独特な感情の正直さと痛切さ、本物の誠実さをアルバムに与えています。

“Vague Souvenir”は、僕の日本の友達が撮ったポラロイドの写真を初めて見た時に経験した感情の物語なんだ。それは隠れた場所にこっそりとさらけ出されていて、宝物を発見したような気持ちになった。あれは2007年で、僕はあの写真の解放への穏やかな招待に、魅了されていたよ。それが後に”Vague Souvenir”のアルバムカバーになったんだ…

僕は、自分が上手く偽られた鬱病であるとか、思い出をストイックに受け入れているのだと、自分自身を納得させようとしていたのを覚えている。でも何となく、もっと深いものがあると分かっていた。僕の厄介な魂に、真の命の光を蒔いた、期待以上に明るくて意味深い感情があるのだと。深く必要としている時に現れる明確な光、幻想的な影から最も明るい真実へと区別するのが不可能になる程長い間、自己否定という暗闇の中で明かされないままでいた、永遠に続く心の状態へ突如待ち望んだ答え。赦免、購い、再生、平和からはほど遠く、届くことはないように見えた夜、容赦なく続くと感じていた夜の終わりへと導く旅から生まれる光。今まであり得なかったかもしれない、もしくは決して消えることがなかったであろう瞬間の回想。

慰めと同じようにノスタルジアは、目に映る幻の記憶のように見えるかもしれない。それにも関わらず、過去の感情の満ち引きが、今を再び作り上げる代わりに僕らが必死に書き直そうとしていた人生の欠片を、どれだけ集める力があるかという証を明らかにしているんだ…希望的な放棄へと痛みを消すために、現実の妄想という虚構を通して拒否していたんだ…人生のまねごとや自由の手品師…後悔に溢れた願いを覆うことが永遠の自衛である時、憧れは自らの日々の惨めさを定義し、一生続く自責の念を育てることによって、裏切りのエッセンスになる…そして心は絶望的な悲しみや悲観的孤独、最も残酷な自己剥奪の結果の中を彷徨い続けるんだ。

それ故、光の満ちあふれた閃光を何年も影で覆い、購いの炎の開花を否定した後、このアルバムは癒しを与える愛と復活する慈悲への降伏を認めたものなんだ…ひれ伏すことなく身を委ねる…慈悲への祝福と恩赦への歓喜…自由だよ。

A. フォスター